腸内環境と肌トラブル
こんにちは。
まだまだ日中の暑さが続きますが、朝晩は少し涼しくなってきましたね。
しかし、季節の変わり目は気温の寒暖差が激しく、肌のターンオーバー(新陳代謝)のリズムが乱れやすく、肌荒れを起こしやすい時期と言われています。
肌荒れ・ニキビができた or なかなか治らない、といった肌の悩み、、、その原因は、実は”腸内環境の乱れ”からきているかもしれません。
腸内環境が乱れていると、便も溜まりやすくなり、溜まった便が腐敗すると有害物質を発生させる”悪玉菌”が増えてしまいます。
そのまま体内に溜まった有害物質を排泄できない状態が続くと、腸は有害物質を吸収してしまい、血液によって全身に運んでしまいます。
その全身に運ばれた有害物質を、汗や皮脂の働きで追い出そうとするときに肌に負担がかかり、肌の炎症・ニキビといった肌トラブルを起こしたり、肌のターンオーバーを乱れさせる原因になります。
肌には、紫外線、乾燥、最近では花粉やPM2.5などといった、様々な刺激から身体を守るバリア機能を備えています。
ですが、肌のターンオーバーが乱れていると、肌のバリア機能も弱り、肌の乾燥・かゆみ・炎症、ニキビといった肌トラブルが、さらに増えやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。
腸内環境を整える”腸活”をして、身体の中の有害物質を排出し、肌のターンオーバーも良くして、肌トラブルの予防&改善をしましょう。
腸活ってなんのこと?
”腸活”とは、腸内環境を良くするために、食生活を改善したり、適度に運動をする習慣を生活に取り入れる”活動”のことを指します。
腸内環境が悪化すると、便秘や下痢を起こしたり、肌荒れやニキビといった肌トラブルや口内炎ができやすくなります。
また、代謝と免疫力も落ちるため、疲れやすく病気になりやすい体質になる恐れがあります。
◆腸活のメリットについての記事はコチラから👇
今注目の”腸活”とは?!腸内環境が整うことで得られる嬉しい効果について
腸内環境の善し悪しは、腸内フローラに存在する細菌の量のバランスによって変わります。
【腸内フローラとは】
人間の腸内には100兆個以上の細菌が存在していると言われており、この腸内に存在している細菌は、菌種ごとに一団となって腸の壁にびっしり張り付いています。
その様子が、お花畑のように見えることから腸内フローラと呼ばれるようになっています。
【腸内細菌】
腸内フローラを形成する腸内細菌の種類は、大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類されており、悪玉菌が増え過ぎると有害物質が発生し、腸内環境が悪化します。
腸内フローラにいる細菌の数は善玉菌が2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割が理想的なバランスと言われているため、腸内環境を良好に保つには善玉菌が優位になるバランスに整える必要があります。
善玉菌
悪玉菌の増殖を抑制し、腸内を良好な状態に保つ役割を持つ菌。
乳酸菌、ビフィズス菌などがあります。
悪玉菌
腸内の腐敗を進めたり、発がん性のある有害物質を発生させる菌。
ウェルシュ菌、大腸菌、ブドウ球菌などがあります。
日和見菌
腸内の細菌のバランスが、善玉菌が優位の時は善玉菌の働きをして、悪玉菌が優位の時は悪玉菌の働きをする菌。
◆善玉菌の増やし方はコチラの記事で👇
今腸活で話題の”短鎖脂肪酸”ってなに?!その驚くべき効果とは??
腸内環境をセルフチェック
自分の腸内環境を知るためには、便の状態を観察すれば、ある程度把握できます。
トイレに行ったときは、すぐに流さずに少しだけ観察するようにしてみましょう。
主にチェックするポイントは形状・色・ニオイ・量です。
《形状》
・バナナウ〇チ
理想的な便は約80%が水分でできており、残り約20%が食べカスなどの不純物になります。
この状態の便は、バナナのような形をしており、丁度よい水分量で表面もなめらかになっているので、とくに力むことなくストンと排泄できます。
一方で、悪玉菌が増えすぎて腸内環境が悪い時の便は、水分量が多かったり、少ない状態で排泄されます。
・コロコロウ〇チ
便秘などで便が腸内に長くとどまり、腸が水分を吸収し水分量が少なくなった状態で、ウサギの糞のようなカチカチのコロコロの便になって出ます。
水分不足、食物繊維不足、運動不足が原因でなりやすいです。
・ドロドロウ〇チ
液状や柔らかすぎる状態の便は、腸に異常が起きて「ぜんどう運動」が過剰に働き、便が腸内を急速に通過する、いわゆる下痢という状態です。
このときの便は腸内を素通りしているので水分が吸収されなかったり、または、腸内に水分が異常に増加しているときは、水っぽいドロドロの便で排泄されます。
脂っこい食事やアルコールの取り過ぎ、ストレス、冷たい食べ物の摂り過ぎなどによる腸の冷えが原因になります。
《色》
腸内に善玉菌が多いと便の色は黄色っぽい黄褐色(おうかっしょく)に、悪玉菌が多いと黒っぽい焦げ茶色になります。
便の色が、黒色の場合は腸内のどこかで、赤色の場合は便が出る過程・出口付近で出血している恐れがあります。
《ニオイ》
腸内フローラのバランスが良い時、便のニオイはそこまできつくありません。
しかし、普段、肉類や脂っこい食事で、タンパク質・脂質を多く摂取していると、腸内の悪玉菌が増加し、便のニオイがきつくなります。
また、善玉菌が少ないと便秘になりやすく、腸内に便が長く留まると、それを餌に悪玉菌が増えるという悪循環に陥ります。
《量》
食事量にもよりますが、一日に出る便の平均的な量は150〜200gくらい(およそバナナ1本分)と言われています。
もちろん正確に計量する必要はないので、目視や排泄後の爽快感などで、なんとなく判断しましょう。
不溶性食物繊維が便のかさを増やしているので、不溶性食物繊維をキチンと摂取している人ほど便の量は増え、あまり摂取していない人は食事量に比べて便の量が少なく感じると思います。
水溶性食物繊維は、便を軟らかくするので便秘に効果的です。
【食物繊維】
食物繊維は、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維の2種類あります。
水溶性食物繊維
水に溶けやすく、便を軟らかくし排泄しやすいようにする働きがあります。
また、水溶性食物繊維は善玉菌の餌になり、増やすことが分かっているので、腸内環境を整えやすくできます。
不溶性食物繊維
水に溶けずに水分を吸収してふくらみ、便のかさを増やします。
便が増えると腸内の働きを刺激し、有害物質を吸着させやすくなって、排泄がスムーズになります。
◆食物繊維についての参考リンク
・”食べる腸活”で腸内環境改善!!摂り入れるべきオススメの食材とポイントもご紹介♪
・食物繊維を手軽に摂れる食べ物は?効果や食事摂取基準も徹底解説(外部リンク)
まとめ
肌荒れ、ニキビといった肌トラブルは、腸内環境の不調からきているかもしれません。
腸内環境を良好に保ち、肌のターンオーバーを整え、肌トラブルの予防をしましょう。
そのために日頃から自身の腸内環境をチェックする習慣を身に付け、気を配ってみてください。
自分の腸内環境を詳しく調べるには、専用の検査キットなどを使うのも良いですが、便の状態の確認で、ある程度の把握はできるのでぜひ試してみてください。
腸内環境に不調を感じたら、”腸活”(生活習慣・食生活の見直し)に取り組んでみましょう。
◆「腸活」のやり方・効果については、コチラの記事👇がオススメです♪
・腸内環境を整える腸活とは??メリットや今すぐできるオススメの”腸活方法”もご紹介♪
・腸活はどのくらい続ければ効果が出る??腸内環境を整えて腸からキレイを目指そう!!
腸活からの快適な快便生活が、お肌も気分もスッキリさせてくれますよ♪
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・腸活でスッキリ便秘解消!!腸内環境を整える方法やポイントもご紹介♪
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