夏バテ
みなさん、こんにちは。
今年も夏の暑さが厳しくなりそうですね。
夏になると、なんとなく身体がダルい・・・食欲もでない・・・といった体調不良、いわゆる「夏バテ」を起こしてしまう人もいらっしゃると思います。
今どきの夏バテ
最近の夏バテは昔とは違い、暑さ対策はしっかりしているのにも関わらずバテてしまう・・・といった具合に、直接的な暑さ以外にも別の要因によって不調に陥るのでやっかいです。
そんな今どきの夏バテを防ぐには、「温活」が効果的です。
*温活とは、体温を上げるために身体を温める取り組みのことを指します。
暑い時期に体温を上げようとするなんて、とんでもない!と感じるかもしれませんね。
しかし、今どきの夏バテは暑さ対策を過剰にすることによって、逆に身体が冷えてしまう”夏冷え”であることが原因になっています。
身体の冷えを改善するには温活が大切です。
”身体の冷え”も夏バテの原因?
夏バテとは、夏の時期に現れる「身体がダルい」「食欲がない」「疲れやすい」といったような”体調不良”のことです。
今までの夏バテは、夏の暑さによって身体が疲弊して起きる
・食欲不振
・脱水症状
などが原因で体調不良になってしまうことでした。
しかし、最近では暑さ以外にも、夏バテを起こしやすくなる別の原因が増えていると考えられています。
昔とは違う、今どきの夏バテとは何でしょうか?
夏冷えの原因とデメリット
最近では、熱中症対策のために
①冷房などの空調機器は適切に使う
②こまめな水分補給をする
ことが推奨されています。
もちろん、熱中症を防ぐために上記の対策を”適切に行う”ことは、とても大切です。
◆参考リンク
熱中症を防ぎましょう(外部リンク)
ですが、これらの対策が”過剰に行われてしまっている”と、逆に身体が冷えてしまう「夏冷え」の状態になり、夏バテのような体調不良を起こす可能性があります。
過剰な暑さ対策によって夏冷えを起こしてしまう理由とデメリットをみていきましょう。
①冷房の効かせ過ぎ
近年は酷暑のため、場所によっては冷房を効かせすぎているところも多くあります。
冷房が効き過ぎている場所に滞在していると、逆に寒くて”身体が冷えてしまう”場合があります。
冷えは万病の元
身体が冷えている状態が続くと「内臓などの働きが低下する」「免疫力や代謝が低下する」などのデメリットが増え、心身ともに悪影響を与えてしまいます。
・免疫力が低下すると、風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。
また、身体の免疫系と神経系は密接に関係しているため、免疫力が低下することで、ストレスや不安を感じやすくなり、(イライラする、落ち込みやすくなる、など)精神面への悪影響が増加します。
・代謝が低下すると、身体のエネルギー消費量が減ってしまい、太りやすい体質、日常的に疲れやすい体質になりやすくなります。
また、冷えによって血行不良も起きやすく、肌荒れの原因になったり、体温も上がりにくくなって、さらに冷えやすい体質を招くなどのデメリットがあります。
「冷えは万病の元」という言葉通り、”身体の冷え”は健康面だけでなく精神面・美容面でも悪影響が大きいので、冷え性は放置せずに温活をして改善させることが大切です。
◆肌トラブルについての関連記事はコチラから👇
・乾燥肌は様々な肌トラブルを引き起こす!?温活やスキンケアで肌に潤いを与えましょう♪
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寒暖差で自律神経が乱れる?
冷房の効かせ過ぎによる弊害はもうひとつあります。
室内は冷房で寒いくらいなのに、外に出ると猛烈な暑さ・・・
こういった気温の変化(寒暖差)が大きい場所を行き来するのは、身体にとって大きなストレスになってしまいます。
身体には体温調節や内臓の働きなど、私たちが健やかに生きるために体内の働きを上手く調節してくれている「自律神経」というものがあります。
・暑い場所にいる時は、汗をかいたり、血流を増やして身体の熱を逃がし、体温を下げる。
・寒い場所にいるときは、血流を遅くするなどして身体の熱を逃がさないようにして体温を維持させます。
自律神経は、上記のように外気温に合わせて体温を調節する重要な役割を果たしています。
しかし、暑い場所と寒い場所を何度も行き来することで、頻繁に体温調節を整えようと自律神経が働き過ぎてしまい、やがては「自律神経が乱れている」状態になって様々な不調を引き起こす原因になります。
◆寒暖差による不調についての参考リンク👇
寒暖差アレルギーの予防&改善によもぎ蒸しが効果的!!その理由と予防対策法についてもご紹介♪
自律神経の働きが乱れてしまうと?
自律神経の働きが乱れてしまうと、体温調節機能だけでなく、胃腸の働きや、身体をストレスから守る機能など、身体の様々な機能の調節が上手くできなくなって、多くの体調不良を引き起こす原因になります。
「自律神経の乱れ」によって起きる、主な不調は・・・
・頭痛やめまい
・疲労感や倦怠感
・動悸や息切れ
・胃もたれや胸やけ
・下痢や便秘
・手足の冷え
・腰痛や肩こり
といった、体調面の不調と・・・
・不安感や情緒不安定
・イライラや無気力
・集中力の低下
・不眠や抑うつの症状
などの、精神面での不調が出現しやすくなると言われています。
◆自律神経についての記事リンク
・今話題の”温活”で冷え改善!!自律神経を整えるオススメの対策方法とは??
・酵素風呂で自律神経のバランスが整う?!酵素浴のリラックス効果で自然治癒力も高めましょう。
②冷たい物のとりすぎ
暑い日は、たくさん汗をかくので脱水症状を起こすリスクが高くなります。
そのため、”こまめな水分補給”をすることが大切になります。
しかし、水分補給や暑さを紛らわすために、冷たいものを多くとってしまう人もいらっしゃると思います。
炎天下のもと、失った身体の水分の補給や、猛烈な暑さによる体温の急上昇を防ぐために冷たい物をとるのは良い事ですが・・・
・過度に冷たい物をとりすぎている
・涼しい(寒い)場所でも冷たい物をよくとっている
普段から上記のような習慣になっていると胃腸が冷えてしまい、夏バテなどの体調不良を起こしやすくなります。
冷たいビールやジュース、かき氷やアイスなどでサッパリ涼むのは夏の楽しみの一つですが、冷たい物の食べ過ぎや飲み過ぎには注意が必要です。
最近の夏バテは、直接的な暑さだけでなく、夏特有の身体(内臓)の冷えや自律神経の乱れによっても体調不良が引き起こされています。
「温活」では、夏冷えの解消はもちろん、自律神経の働きを整える効果も期待できます。
温活で夏の冷えを改善
温活をして、夏バテの原因になる”夏の冷え”を改善させましょう。
そのためには、身体の内と外の両面から冷え対策をすることが大切です。
身体の外から冷え対策をする
最近では夏でも冷房を効かせている場所が多く、なかには効かせ過ぎて”寒い”と感じる場所もあります。
対策①冷房は適切に使う
熱中症のリスクを減らすためには冷房の使用は欠かせません。
だからといって冷やし過ぎには注意が必要です。
環境省では”冷房を(設定温度ではなく)「室温が28℃」になるように使う”ことを推奨しています。
ただし、設定温度を28℃にしていても、室内の環境や湿度の影響によって必ずしも室温が28℃になるとは限りません。
少しだけ設定温度を下げてみるのも良いですが、こういう場合は、冷房の風量や風向きを変えたり、扇風機やサーキュレーター・空気清浄機などを活用すると、室内の空気がかき混ぜられて湿度が下がり室温(体感温度)を下げることができます。
冷房は設定温度だけでなく湿度も調節して、冷えすぎないように工夫して使いましょう。
◆冷房病の参考リンク
夏こそ温活の季節!夏の冷房病(クーラー病)をよもぎ蒸しで撃退しましょう♪
対策②服装で調節する
夏は、できるだけ涼しく過ごすために薄着になることも多いですね。
しかし、最近では商業施設や地下鉄の駅などでは冷房が効き過ぎていることも多いため、ずっと薄着では身体が冷えてしまう恐れがあります。
すぐに着れる薄手のカーディガンなど、なにか羽織れるものを用意しておくと冷えや寒暖差の対策になります。
また、職場やオフィスなど、冷房の効いた室内で長く過ごす人は(夜、冷房をつけたまま寝る人も)、服の下に腹巻を巻くなどして”お腹”を、アームウォーマーやレッグウォーマーなどで”手首”や”足首”を冷やさないように工夫すると身体の冷えを防ぎやすくなります。
身体の内から冷え対策
暑さで上がった体温を抑えるために、冷たい物を適度にとることは良い事ですが、冷房の効いた室内での冷たい物のとりすぎは、やはり内臓が冷えてしまうので良くありません。
対策①身体を温める食事をとる
夏でも屋外ならともかく、冷房の効いた部屋にいることが多い時は、なるべく身体を温める食品をとることが大切です。
身体を温めるオススメの食品は・・・
・しょうが
身体を温める定番の食品と言えば”しょうが”です。
ジンジャーティーにしたり、料理に取り入れてみてください。
・魚介類
魚介類の中でも、エビ、鮭、サバ、マグロなどは体を温めてくれます。
・豆類、キノコ類
ナッツや納豆、カカオやクルミなどの豆類と、マッシュルームやまいたけなどのキノコ類も身体を温める食品です。
・調味料
みそ、みりん、黒砂糖、コショウ、サンショウ、酢、なたね油、トウガラシなどの調味料も身体を温める効果があると言われています。
ぜひ、これらの食品を料理に加えてみてください。
◆温まる食事についての参考リンク
・冷え対策に必見!!温活にオススメのカラダを温める食べ物とは??
・”飲み物”で冷えを改善!!温活にオススメのホットな飲み物とは??
対策②お風呂で温まる
暑い日はシャワーでサッと済ませたくなりますが、身体を温めるならキチンと湯船に浸かる方がオススメです。
夏でも、できれば毎日38〜40℃くらいの湯船に10分ほど浸かって身体の芯から温まりましょう。
*浴室での熱中症の危険もあるので、脱水症状を防ぐため入浴前の水分補給を意識して長風呂も控えましょう。
湯船に浸かるのが苦手な人は、3分間浸かるだけでも温まる効果はあると言われています。
対策③適度な運動で筋肉量をUPさせる
身体の熱は主に筋肉によって生み出されています。
なので、筋肉量が増えると基礎体温も上がりやすく、また、適度に運動することで血行が促進され、新陳代謝が活発になるので”冷えにくい体質”になります。
特に下半身(太ももなど)の筋肉は大きく、この部分を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができます。
ウォーキングやスクワットなどの運動で、下半身の筋肉を刺激するのがオススメです。
ウォーキングなら毎日20分以上、スクワットなら20〜30回くらいを目標に行うと良いでしょう。
*暑い時期なので決して無理はせず、体調に気を付けて行いましょう。
ウォーキングは日差しの強い10〜15時くらいはなるべく避けて、朝や夕方の比較的日射しが弱い時間に、紫外線対策と水分補給をしつつ、楽しみながらウォーキングするのがオススメです。
◆温活の運動について参考リンク
・冷え性の原因は運動不足 ー 温活の第一歩”ウォーキング”で身体の温める力を高めましょう
・冷え対策に!!お家でもオフィスでも手軽にできる簡単”温活ストレッチ”のご紹介♪
まとめ
最近の夏バテは直接的な暑さ以外にも、
・冷房の効かせ過ぎ
・冷たい物のとりすぎ
などが原因で起きる”身体の冷え”によってバテてしまっていることもあります。
こういった”夏冷え”による夏バテには”温活”が効果的です。
最初は暑くてツラいかもしれませんが、無理のない範囲で少しづつ運動や入浴などで暑さに身体を慣らしていきましょう。
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