急に起こる腹痛
通勤・通学中のバスや電車の中とか、試験やプレゼンなどの場面、トイレに行けない時に限って急にお腹が痛くなる。
こういった経験をしたことがある人も多いと思います。
ストレスやプレッシャーのかかる場面で、頻繁にお腹の不調が起きる人は過敏性腸症候群(IBS)という病気かもしれません。
腸内環境を整えるとストレスを抑える効果が期待できるので過敏性腸症候群の不調・悩みを緩和できると言われています。
そこで、今回は”腸活でストレスに強くなる理由”を紹介します。
過度なストレスは過敏性腸症候群だけでなく様々な不調をも引き起こしてしまいます。
食事方法や生活習慣を見直す”腸活”をして、ストレスへの抵抗力を強めましょう。
過敏性腸症候群とは
IBSと呼ばれる”過敏性腸症候群”とは、腸が不安や緊張などのストレスに過剰に刺激されて下痢や便秘などの便通異常を引き起こす病気です。
統計上では、10人に1人が過敏性腸症候群に、6人に1人がその予備軍と言われています。
過敏性腸症候群の主な症状は以下のタイプに分けられています。
①下痢型
大事な場面など緊張したときに急にお腹が痛くなる症状です。
緊張する場面に急に起こるので、いつ腹痛がくるか分からないという不安を抱えて、精神的にも辛く、悪化しやすくなるという悪循環に陥る人もいます。
②便秘型
カチカチコロコロの便になり、排泄が難しくなる。
慢性的に便秘になると、腸内に便が長く留まり、便が腐敗すると有害物質を発生させるので様々な不調を引き起こしやすくなります。
③混合型
下痢と便秘の症状を繰り返す。
④分類不能型
①~③に当てはまらない症状。
いずれのタイプもストレスを強く感じると症状が悪化します。
生命の危険になるほどの病気ではありませんが、放っておくと日々の生活に支障をきたす恐れは十分にあります。
しかし、過敏性腸症候群の場合、お腹の不調で病院で検査しても異常が見つからないケースがあり厄介な病気です。
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群の原因は特定されていませんが、精神的なストレスを感じることで自律神経が刺激され、腸の働きが悪くなって過敏性腸症候群の症状を引き起こすと言われています。
また、食生活や生活習慣の乱れで胃腸などの消化管の働きが悪くなっている状態と、ストレスが重なることで起きるとも言われています。
【脳と腸は繋がっている?】
腸は「第二の脳」とも言われています。
実際、腸にはたくさんの神経細胞があり、体内に有害なものが入るとお腹を下して迅速に排泄させようとしますが、これは腸の神経細胞によって独自の判断で行われています。
そして、腸は自律神経を通じて脳と繋がっています。
腸内環境の不調は幸せホルモン”セロトニン”や睡眠ホルモン”メラトニン”の生成不足を引き起こし、鬱や不眠といった精神的な不調の原因となります。
◆セロトニン、メラトニンについてはこちらの記事で👇
腸と自律神経の関係性とは??腸活でココロもカラダも健康に!!
逆に言うと、腸内環境(腸内フローラ)が整っていると、脳はストレスによる不安を軽減し、また規則正しい生活をしてストレスや疲労を減らすと自律神経が整い、腸内の働きが安定させるといった好循環が生まれます。
過敏性腸症候群のような慢性的なお腹の不調を改善するには、腸内環境の改善と日々のストレスを溜めない生活環境にすることが大切です。
◆腸活のメリットについてはコチラの記事で👇
今注目の”腸活”とは?!腸内環境が整うことで得られる嬉しい効果について
腸活とストレスケア
腸と脳は密接に関係しています。
心の不調と身体の不調、どちらかが起こるともう片方も不調になりやすい傾向があります。
もし以前、過敏性腸症候群の疑いを持ち、腸活で腸内環境によい食生活をしてみたけど、あまり症状の改善につながらなかった場合、どちらかというと日々のストレスによる心の不調が原因になっているのかもしれません。
ストレスケアも、腸活の大事な要素になります。
脳や心にストレスがかかり過ぎると腸内環境が乱れる原因になるので、ストレスとの向き合い方を見直してみましょう。
腸活~ストレスケア~
通勤・通学の人混み、テストや大事な会議など、自分の都合では動かしようのない避けられない場面はあります。
日常生活において、ストレスになる要素を全て取り除くのは、かなり難しいと思います。
それでも、日ごろから自身でストレスケアをして、ストレスに打ちのめされない心と身体を作る必要があります。
そのためには、自分の”リラックスする時間”を大切にしましょう。
学校や仕事から帰ってきたら、まずは何か温かいものでも飲みながらホッと一息ついて、ゆったりした心地よい音楽を聴いたり、動画をみたり読書したりして心と身体をリラックスさせましょう。
余力があるなら、散歩やジムなどで軽く汗をかいてみるのもオススメです。
適度な運動をして汗をかくのはストレス解消にもなり、運動することで腸にもほどよい刺激がいくので便秘の予防にもなって効果的です。
あとは身体に良いものを摂って、お風呂にゆっくり浸かって温まり、十分な睡眠時間を確保して、しっかりと休息をとりましょう。
刺激の強いゲームや動画・音楽などは、楽しくてストレスの発散にはなるかもしれませんが、実際は脳が働いてしまって休まらず、知らず知らずのうちに疲労が蓄積する恐れがあります。
限られた自分の時間では、何か楽しいことをしたいという気持ちは分かりますが、毎日、長時間スマホやゲームなどをして脳に刺激を与え続けると、身体はあまり疲れませんが脳だけ疲れ果ててしまい、そうなると自律神経が乱れやすく、心の不調や不眠の原因となります。
短い時間でも毎日、特に寝る前だけでも穏やかにリラックスできる時間・習慣を作りましょう。
◆寝る前のオススメの習慣についてはコチラの記事で👇
・腸内環境が睡眠の質に影響する??寝る前の腸活でグッスリ快眠生活をしましょう♪
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規則正しい生活
なるべく毎日、同じ時間に就寝・起床して、同じ時間に食事をとるなど規則正しい生活にすることも大切です。
食生活の乱れも、心と身体の不調を招きます。
脂身の多い肉や脂っこいもの、アルコールなどに偏らず、青魚や野菜、発酵食品などをバランスよく摂りましょう。
◆腸活によい食事についてはコチラの記事で👇
”食べる腸活”で腸内環境改善!!摂り入れるべきオススメの食材とポイントもご紹介♪
食事は寝る前の3時間前には済ませ、就寝中は胃腸の負担を減らしてあげましょう。
また、夜更かしに注意し、早起きをして朝の時間に少しゆとりを作ることで、仕事や学校へ行く前に心の余裕ができ、遅刻するかもしれないなどといったプレッシャー・不安の軽減に繋がります。
過敏性腸症候群や慢性的にお腹の不調がある人は、腸内環境を整え便通を良くすることにくわえて、リラックスする時間を作って心に余裕を持つことを意識してみましょう。
ストレスとの向き合い方
他人の言動によって傷つけられたり、イライラさせられたりといった、仕事や学校での人間関係からのストレスも多いと思います。
そういった他人の言動を、いきなり自分の心の中に全て受け入れるのは、精神的不調の原因となる恐れがあります。
一旦聞き止めて、少し冷静に考えてから受け入れるか受け流すかの取捨選択をすればよいと思います。
過敏性腸症候群は、真面目や神経質、気が弱い、うつ気味といったストレスを受けやすい性格(状態)の人がなりやすい病気と言われています。
もしかしたら、過度なストレスは自分自身で生み出している恐れもあります。
嫌な人や、得るものが少ない嫌な事とは、できるだけ距離をとればいいです。
家族、仕事仲間・上司部下、クラスメイトといった関係で物理的に距離が取れない場合は、失礼のない程度に心の距離はとってみると良いと思います。
◆参考リンク
合わない人や嫌いな人とは積極的に距離をとる(外部リンク)
慢性的にストレスを抱えている人・心の不調がある人は、少しだけ気楽に物事をとらえて、自分のストレスと向き合ってみる必要もあるかもしれません。
本記事でも、規則正しい生活をしたほうが良いなど、いろいろと書きましたが、いきなり全て完璧にやる必要もないので、まずはストレスやプレッシャーを感じない範囲でやってみてください。
まとめ
ストレスからくる腹痛、過敏性腸症候群に悩まされている人は、規則正しい生活と体に良い食生活、運動などでストレスを発散し、リラックスして休息をとることが大切です。
ストレスの原因となる事とは上手に距離感を保ち、プレッシャーになるものにはゆとりをもって準備・対策をするようにしてプレッシャーを軽減しましょう。
腸活とストレスを減らす生活習慣で、心と身体を軽くして、健やかな生活をおくりましょう。
ぜひこちらもご覧ください👇
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