妊活中の男女はなぜすれ違ってしまうの？？

妊娠をするのは女性なので、毎月妊娠していないというショックな現実を突きつけられてしまうのは男性ではなく女性側ですよね。

そんな中で不安になったり、焦ったりする女性に対し、男性は「焦らないで」と言ってしまうことがあります。

そうなると女性は男性に気持ちを分かってもらえないという、イライラが募り、夫婦関係が悪くなったり、距離ができたりします。

男性は「辛そうだから励ましたい」と、女性の事を思って言っているのですが・・

女性は「どうしてそんなこと言うの？ 子どもが欲しいのだから焦って思いつめるのは当然でしょ！

私の気持ちをぜんぜん理解してくれていない！！」と男女の気持ちのすれ違いから対立してしまうのです。

でも、どちらも相手が嫌いだから言っているわけではないのです。

このような時には、お互いに思いやりをもって、気持ちを伝え合い、そして理解し合うことが大事なのです。

「子どもが欲しいのは私だけ？私だけが一人で妊活を頑張っている」と思うときには・・

「夫が妊活に全然協力してくれない」「私ばかりが頑張っている」と悩まれる女性は多いようです。

この言葉の真意には女性側の「一緒に二人で妊活を頑張っているという感覚がほしい！その感覚を一緒に持てないことがとても辛い」という本音が込められているのです。

ただそういう風には言えなくて「私だけ」「あなたは何にもしてない」という風に思ってしまい、男性にはその本音が理解できないのです。

この場合女性は、夫に気持ちを伝える時には「二人で一緒に同じ方向をみて、協力する妊活なのに、あなたと一緒に頑張っていると感じられないことが辛い」と言ったら、気持ちが伝わるかもしれません。

男性は言葉をそのまま受け取ってしまう人もいるので、本音がなかなか伝わりづらいこともあるかと思います。

「こんなときはこうしてもらえるとうれしい」という女性側から具体的な思いを伝えてみると伝わりやすくなるのではないでしょうか。

夫が協力するために大切な考え方とは？？

女性は男性に「妊活には協力してくれていない」と思うかもしれませんが、男性なりに女性の妊活に役立つためにしていることもあると思います。

男性側が考える妊活もあるので、女性側もその思いをしっかりと受け止めて尊重することも大事です。

お互い妊活に励んでいるのに、相手が望んでいることができなかったり、相手がしてくれたことを素直に受け取ることができなかったりすると、

お互いが分かり合えなくなってしまい、二人の関係性の悪化にも繋がってしまうのです。

お互いの役割をしっかりと理解することが大事です。

「共感＝同じ気持ちになる」のではなく相手の気持ちを理解し、自分の気持ちを相手に伝えることが大事

「共感」というのは、自分が同じ気持ちになるという意味ではなくて、相手がどんな風に感じているのかを理解するということなのです。

同じ状態にならなくてもいいのです。

「きっとあなたはこんな風な辛さなのだろうな、こんな悲しみを抱えていて苦しんでいるんだろうな・・」ということを

理解できていれば、それは共感できていることになるのではないでしょうか。

さらに「あなたがこう感じていることを、私は理解しているよ」などと男性も女性もお互いに自分が抱えている気持ちを相手に「ストレートかつ具体的に伝える」こと、そして「素直に感謝を伝える」ことが大事です。

お互いに相手の気持ちを思いやることが大切なのです。